電子渡航認証システム（ESTA）は、ビザ免除プログラム（VWP）に基づいて米国への渡航者の適格性を判断する電子システムです。ESTAの承認を受けると、90日以下の米国渡航が可能となり、これは2年間有効です。米国税関・国境警備局の職員が米国への入国時に書類を検査し、入国の可否を判断します。ESTA申請では、申請者の身元を特定する情報とVWP適用要件に関する質問への回答が収集されます。ESTA申請書は渡航前であればいつでも提出可能ですが、渡航が決定したらできるだけ早く、少なくとも渡米日の72時間以上前に申請することが推奨されます。

申請の受理後、すべての個人情報は厳重に管理されます（個人情報保護方針をご参照ください）。申請者によって提出された内容について、情報の漏れや間違いがないか、当社にて確認させていただきます。申請内容を受理した後に、必要情報の漏れや誤りの可能性がある情報があった場合はこちらからご連絡する場合があります。申請が拒否される可能性を最小限にするため、あらゆるお手伝いをいたします。そうすることで申請書承認までの手続きを迅速に進めることができます。申請手続きはこちらのオンライン上で103米ドルにて承ります。これには、米国政府により定められた料金40米ドルも含まれています。追加費用は一切ありません。ESTA申請承認には、有効期限内のパスポートとEメールアドレスが必要となりますのでご確認ください。E上の「ESTA申請はこちら」をクリックすれば、申請書の入力、確認、手続きが可能です。または米国政府のポータルサイトをご確認ください。米国への入国については、入国港の米国税関・国境取締局にて最終的に判断されます。

ビザ免除プログラム（VWP） は、米国国土安全保障省(DHS）が米国国務省と協議の上で管理している38ヶ国 の国民に、商用または観光目的の米国で90日以内のビザを要しない滞在を許可するプログラムです。見返りとしてその38ヶ国は、米国市民および国民に商用または観光目的での類似した期間に、ビザを要することなくそれぞれの国への渡航を認めることが条件となっています。

短期でビジネス・観光のために米国に渡航する予定のVWP対象国の国民・市民が対象となります。米国行きの航空機または船舶に搭乗する前にESTAの認証を受ける必要があります。「米国」とは、アメリカ合衆国本土、アラスカ、ハワイ、プエルトリコ、グアム、米国領バージン諸島、および北マリアナ諸島連邦を指します。同伴者ありなしや年齢に関係なく、子供も個別にESTAの認証が必要です。親族や旅行代理店などの第三者が渡航者に代わってESTA申請を行うことも可能です。